お出かけの朝は野菜多めで。ミュシャの「スラブ叙事詩」観てきました!
こんにちは午后です。
ゴールデンウイーク、お出かけ日和が続きますね。どんな計画をしていますか?
お出かけ予定だったので卵は控えて(だって思いっきり外食したいから!)、野菜多めのあさごはんに。
4日は混雑覚悟で、久しぶりにたくさん電車を乗り換えて、六本木にある新国立美術館に行ってきました。目当てはミュシャ展です。
さすがミュシャ、大人気でかなりの混み具合。でも気合を入れてきたので負けません笑 わたしも学生のころからミュシャが大好き。ポスターや雑誌の挿絵などおしゃれな絵が有名でよく展覧会も開かれていましたが、今回の目玉は「スラブ叙事詩」。20点もある巨大な、故郷愛にあふれるミュシャの大作です。
テレビや雑誌ではわからない微細な筆遣いや書き込み、色ののせ方にぐいぐいと近づきたい気持ちと、画面全体にみなぎるスラブ民族の物語の全貌を浴びるように見たいという引きの欲求もあり、時間をかけてしっかり鑑賞しました(混雑していて会場内もかなりゆっくり進んでましたしね汗)
特に空気感の表現が印象的でした。ミュシャはスラブの歴史を目の当たりにはしていないはずなのに、戦争後の砂埃の感じや燃える街の様子など、一つ一つの絵に圧倒的な現実感があります。まるでその場を見ていたのか、または絵に描かれている人物にインタビューでもしてきたかのよう。
言い表せないくらい素晴らしい体験で、ミュシャの人物愛、故郷愛にほろっと感涙しそうになりました。こんな立派な作品をすべて日本に出品してくれたチェコに感謝しきり、行きたくなっちゃいました!
一緒に来てくれた恋人も「実に豊かな気分だ」と初ミュシャに満足してくれて嬉しかった。
その後は予定を考えていなかったので、表参道から新宿まで歩きました。
途中甘いものを食べたり、明治神宮に寄ってみたり。
今年に入ってブラタモリを見るようになったので(もっと早くみたかったー!)、恋人の解説を聞きながらブラタモリっぽい散策になりすっごく楽しかったです。